『雨の日は、靴を磨いてみては・・・』
2015/06/19
皆様こんにちは、「REGAL TOKYO」の門脇です。
梅雨時期は、一年の中でも靴が汚れる、傷む時期となります。靴好きの方にとっては、お気に入りの靴を履いてお出かけできないこの時期は、嫌な季節だと思います。そこで、そんな雨の日は、靴のお手入れ、磨いて過ごしてみてはいかがでしょうか?
冬用に出番の多かった靴、冠婚葬祭用の靴など、しばらく履いていない靴をお手入れしてみたり、天気の良い日のお出かけ用につま先を磨いてみたり、普段行き届かない部分のお手入れをしてみたり・・・自分の足元のお供の靴をこの機会にチェックしてみましょう。
オープニングの靴は、昨年の春の「Built to Order System」限定受注会でオーダーした靴で、履き始めて1年ほど経ちました。
そして、上の写真は、「九分仕立て」限定受注会でオーダーした靴で、履き始めてから2年くらいでしょうか。
茶系の靴が好きで、つま先は鏡面仕上げを施し、ダークブラウンやネイビー、濃いクリームを塗って、エイジングを楽しみながら、革の経時変化、靴の雰囲気を変えて、楽しんでいます。
お客様とお話をしていると、お手入れ好きの方も多く、クリームの種類、お手入れ方法、シューツリーについて・・などなど様々なお話になります。そんな中、革底の靴のお手入れのなかで、意外と盲点な部分が靴底まわりのメンテナンスですね。
まずは、革底のお手入れの紹介です。
店舗では、SHETLANDFOXケア用品のLeather Sole Conditionerを使って革底をお手入れしています。 耐水性、耐久性がUPしますので、濡れた路面を歩く事が増えるこの時期に、おススメします。
革底の埃を取ってから、布やブラシで塗り込んでいただき、数分置いていただくと革底に浸透します。(注意:多量に塗りすぎると、油分が多すぎて滑りやすくなるので、ご注意ください。)
次にウエルト(コバ部分)にもクリーム塗る事をおススメします。
甲革と本底をつなぐウエルトも革素材です。甲革よりも地面に近く、ぶつけたり汚れがたまりやすい部分なので、意外と盲点です。
乾燥すると雨が浸み込みやすくなり、ウエルト切れの原因、修理時も大事なパーツなので、クリームを入れて保革してあげると良いのです。使用するクリームは、甲革と同じ乳化性クリームでよいので、甲革のお手入れ時に小ブラシ(身近な使い古しの歯ブラシでも代用できます)を使って、塗り込んであげると良いと思います。
梅雨のメンテナンス品と言えば・・雨や汚れから靴を守る「ウォータープルーフスプレー」と汚れを取る「クリーナー・ローション」です。 梅雨時期は、1年の中で、一番靴が傷みやすい、汚れる時期です。 普段以上にお手入れ頻度が増えると思います。 最近は、雷雨やゲリラ豪雨も増えていますので、ご愛用の大事な靴をしっかり守る為に、ビフォアケアとして、ウォータープルーフスプレーをかけて、雨の予防をしましょう。 なお、ウォータープルーフスプレーは、ご愛用の鞄や傘にも効果があります。
お手入れの際は、靴から30cmくらいの距離から振りかけるようにスプレーして下さい。(*注意:溶剤を吸い込むと有害です。換気のよい場所、風通しの良い場所でお使いください)
お手入れは、やり始めるとここもあそこもと、なかなか奥が深く、没頭し、はまってしまいます。 気が付いたときに、部分部分のお手入れをするようなちょっとした気遣いが、靴を永く良い状態に保つ秘訣ではないでしょうか。 もし、お手入れをしていて何か疑問、質問がありましたら、スタッフまでご相談ください。
今週もたくさんのお客様にお会いできる事を楽しみにしております。
皆様のご来店をお待ちしております。
※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。
6月は、22日、29日がお休みとなります。
7月は、6日、13日、27日がお休みとなります。(海の日 20日(祝・月)は、通常営業いたします。)
ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますようよろしくお願い致します。
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12月31日-1月2日、月曜日
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- リーガルトーキョー(店舗オリジナルブランド)
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- リーガル トーキョー